こんにちは『イワシ』です。
「インサイドキック」はパスだけじゃなくシュートにも使われる、サッカーでは一番使われる基本的なキックです。最も試合中に使用するキックなので、しっかりとマスターすることが必須になってきます。
サッカーを始めたばかりの人は、上手い人と比べるとボールと足の当たり所が悪かったり、変な癖がついている人がほとんどです。
その結果、真っ直ぐキックが飛ばなかったり、パスミスが多くなってしまうなんて経験ありませんか?
今回は基礎的なキック「インサイドキック」をどうすれば上手くなれるのか練習法を交えながら説明していきたいと思います。
インサイドキックとは?

足の内側で蹴るキックのことを言います。
足の当たる面が大きいので蹴ったボールの精度が安定するのが特徴で、近距離のパスやシュートに使用します。
上手い人のインサイドキックは、グラウンダー(地を這う)の速いボールを蹴ります。これはすごく難しく、下手な人が速いボールを蹴ろうとすると、かならず浮き球になってしまいます。
レベルの高い中学生や高校生になると教えてもらえないことが多いので、サッカーを始めた際にしっかりと覚えるか、自主練習で取得していくのが望ましいです。
「低く」「正確に」をマスターするためにポイントはどこか・どんな練習をしていけば良いのか紹介していきたいと思います。
身体のストレッチ・柔軟をする

ボールを蹴る前に、どれくらい柔軟性があるのかを確認して下さい。
足の内側で蹴るってことは、つま先を外側に90°向けなければいけません。
実際にやってみると。股関節や膝が痛くないですか?日本人は身体の柔軟性が低いとされています。特に股関節周り、足首はインサイドキックの生命線ともいえるので高い柔軟性が必要となります。
練習前後、お風呂上りにストレッチを取り入れ、柔らかい体を手に入れることが必須です。柔軟性が高いと可動域が広がり、必然的に他のプレーの幅も広がるのでオススメです。
ヨガマットを使うと簡単に自宅でも出来ます。
フォームをイメージする
どんなスポーツでも大切なのが力よりもフォームです。正しいフォームは少ない力を無駄なくボールに伝えてくれます。
古典的かもしれませんが動画や画像を見て、頭の中でフォームをイメージします。
イメージが出来ていないと体は動きません。
そこから大きな鏡の前で実際にキックのフォームを何回も確認します。野球で言うシャドーピッチングの要領です。スマートフォンで録画して確かめるのも一つの手段です。
足首を固定する
固定というと体全体に力が入りすぎてロボットみたいにカチカチになってしまう人がいますが、キックするときは足首だけ固定します。
練習法として、ネットにボールを入れ、当たる場所を確認するのがベストのやり方です。次第にどれくらい固定すれば良いのか感覚でわかるようになるのでオススメです。
僕もネットに入れたボールを蹴って感覚を覚えながら練習場へ行っていました。
膝下の振りを速くする
強いボールを蹴りたいと思うと力いっぱい蹴ればいいと思うかもしれませんが、具体的に膝下の振りを速くします。
正しいフォームを意識して、膝下の振りを速くすることで強いボールが蹴れます。これはインサイドキックだけでなくすべてのキックに共通して言える事です。
ゴムバンドを足首と固定された物に結び付け、フォームチェックする練習が最も効果的に鍛えることが出来ます。
軸足の位置修正
フォームを固めた後、実際にボールを蹴ってみるとまだ上手くキックが出来ない場合は、軸足の位置が悪い可能性があります。
人それぞれ好みの位置があるので一概には言えませんが、ボールと軸足の間はコブシ2個から3個分くらい開けるのがベストです。
膝はリラックスさせ、力を入れないことを意識します。反復のパス練習をしてベストな位置を掴むのが良いでしょう。
個人練習の場合には壁打ちネットを使用するのがオススメです。
まとめ
今回は上手にインサイドキックを蹴るポイントと練習方法を5つご紹介しました。
インサイドキックは試合で最も多く使うキックなので重要度はとても高いです。
下手な人ほどフォームが乱れていて、ミートの瞬間足首が固定されていないことが多いです。
まずはしっかりとインサイドキックをマスターしましょう。覚えることで他のキックも同様に蹴れるようになってきます。

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